「降段なんてもう嫌だ!」下振れ引いても死ぬ気で降段は阻止する麻雀ブログ

麻雀強くなるには 読みって実は簡単⁉ 読みの考え方

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みなさんこんにちは😊 はじめましての方ははじめまして!

バーチャルYoutuberの五城しーやです✨

 

ちょっと間が空いてしまいました(-_-;)

今回は『麻雀強くなるには』ってことで、けっこうガチで大事な話になります。

覚えていってほしいことは1つだけなので、短い記事になります! 空いた時間にでも読んでいただければ幸いです。

 

さて、みなさん! 麻雀打つときってどれくらい読みとか意識してますか?

私はかなり読み重視の打ち方になっているんですが、いろんな人の意見を聞くとそんなのは二の次って思われてそうなイメージがありますw 

まずは牌効率がどうたらこうたらあーたらこーたらギャーギャー言われるイメージですねww 牌効率ばっかりちやほやされて、読みがかわいそう…って思って私は意地でも読み重視の麻雀をしてますww まぁ嘘ですが…。

 

冗談はこれくらいにして…。

そもそも、読みが後回しにされがちなのって難しいって思われているからだと思うんですよね。

いろんな戦術本で、「これはこれこれこうだからこう読める!」って書き方がされていて、読者をすごい!って思わせる一方で難しいって感じさせてしまっている気がします。

今日は戦術本とかに書いてある、ある場面での読みの話ではなく、読みを使うなら常にこうやって考えるべきってお話をしたいと思います。

読みは精度を上げるのは難しいけど、考え方自体は簡単!

 結論から言うと、麻雀の読みで大事なのはひとつだけ!

 

自分ならどうするかと考えること。

 

これは相手の捨て牌を見て、自分ならどういうときにその捨て牌になるのか、どういうときにその牌をその巡目で捨てるのかを考えるということ。

 

 

みなさんは索子と萬子しか切られていない捨て牌を見てどう読みますか?

筒子のホンイツっぽいって思いますよね?

なぜですか?

自分も筒子のホンイツにするときは同じような捨て牌になるからじゃないですか?

 

みなさんは3巡目にドラの5mが捨てられたら、どう読みますか?

早そうって思いますよね?

なぜですか?

自分なら手がまとまってない状態から真ん中のドラを切らないからじゃないですか?

 

みなさんは中張牌が何枚も打たれ始めた捨て牌を見てどう読みますか?

聴牌近そうに見えますよね?

なぜですか?

自分なら聴牌遠い時に中張牌をバンバン打ったりしないからじゃないですか?

 

とまぁざっくり3つほど例を挙げましたが、いかがでしょうか?

自分と同じくらいのレベルの人と当たるときは自分がやることは相手もやる。自分の持っている知識は相手も持っているって思うことが大事です。

ということは、自分ならどんな時その捨て牌になるのか、どんな時その巡目でその牌を切るのか考えれば、徐々に読みの精度が上がっていきます。

慣れないうちは牌譜を見たり、CPUと時間に制限がない中でゆっくりと思考しながら打ち続けるのがいいと思います。

常に考えるようにしていれば、段位戦の短い時間でも考えることができるようになるはずだし、パターンを知識として覚えるようになると思うので思考時間を短縮できます。

 

それでは、最後にもう一問。

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初打ダブ東から何が分かりますか?

まだ1枚しか出てないですが、この初打ダブ東はわかることが多いです。

自分ならどんな手牌の時にダブ東から打つか想像してみてください。

はい、そろそろ考え終わりましかね!

では、私がどう読んだのかお話しします。

 

1, 孤立字牌は持っていない。

ダブ東は上家にとって一番価値の高い字牌。普通なら自分は打たない。それを第1打で打ってくるということはダブ東より価値の低い孤立字牌がないということ。それなら自分でも打つかもしれない。字牌は持ってたとしても対子以上確定。

 

2, 相当手がまとまっている。早い。

孤立字牌が東しかなくても手がバラバラなら、ダブ東は重ねたら鳴きやすいし、打点的にもメリットがある。自分なら第1打になることはない。第1打になったということは手が相当できている。

 

私が読んだのはこの2つです。どうでしたか? 当たってましたか?

2より1のほうが難しいのかな? とりあえず早いってことがわかれば、リーチに驚かなくて済むんで問題ないです。

ちなみに手牌をオープンするとこのような感じ。

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まぁ読み通りでしたねw てか、ずるい!!ww

でも、このダブ東打ちでしっかりと読みを働かせていたからこそ3巡目リーチにも「だよねぇ」と言いながら、切らずに残しておいた東を打てたわけです。

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というわけで本日の記事はこのくらいで終了です。

どうでしたか? この記事を読んで、少しでも読みが身近なものに感じていただけたらいいなと思います✨

この記事を読んで、私に興味持ってくれた方はぜひ私のチャンネルに遊びに来て、一緒に麻雀打ちませんか?

www.youtube.com

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

麻雀日記#4 その聴牌、本当にリーチですか? 戦術本では学べないリーチ判断のお話

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こんにちは✨ はじめましての方ははじめまして!

麻雀Vtuberの五城しーやです😊

 

今、雀魂で双聖戦が開催されているので、段位戦お休み気味です(-_-;)

今日も私の実戦牌譜のワンシーンから切り抜いたお話をしようと思います!

 

麻雀って打って学ぶタイプ戦術本で学ぶタイプの2種類がいます。

私は打って学ぶタイプです。というか戦術本読んでても、気づいたら自分で打ってしまっています💦

今日のお話も打って学ぶタイプだからこその思考だと思うので、戦術本で学ぶタイプの方はあまり考えたことのない思考かもしれません。

なので、ぜひ最後まで読んでみてください✨

先に言っておくと、今回の記事は、リーチかダマどちらが正解かはっきりさせるような記事ではないです。

こういう思考もあるということをみなさんに知っていただいた上、どうするか各々決めていただければと思います!

それでは早速見ていきましょう!の前に問題ですww

 

東2局 南家 7巡目 ドラ白 中ツモで聴牌

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この手牌でリーチ打ちますか?

打つ人はおそらく東単騎に受けることになると思いますが、どうでしょう?

たぶん、ほとんどの人がリーチ打つんじゃないでしょうか?

むしろ、打たないのが不正解まである問題だと思います。

 

それでは、本題に入りましょう!

 

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東2局 南家 7巡目 ドラ白 中ツモで聴牌した場面

 

あれ? なんか見覚えのある状況と手牌ですねぇww 

ポンコツしーやちゃん画像貼り間違えたか? って思ったみなさん。貼り間違えてないですww 

改めて聞きますが、リーチしますか?

さっきもリーチって答えたんだから、当然リーチ! って人がほとんどだと思います。正直、リーチが悪いとは思わないし、この場面においてはそれが正解なのかもしれないです。

しかし、約1名。さっきのを絶対リーチと言いながら、こっちではリーチを打たない変人がいるんです。

はい……私です(-_-;)

 

さっきも話した通り、どっちが正しいか議論するつもりはありません。ただ、リーチしない理由を考えてほしいし、そういう考え方もあるんだと知ってほしいという思いで今回の記事を書かせていただきます。

 

おそらく戦術本で学ぶタイプの人はリーチしなかったことがないレベルだと思うのですが、戦術本って1問目みたいな出し方しか基本出来ないじゃないですか?(実践問題集みたいなのは別ですが……)

 

私が何切る? などの戦術本をあまり読まない理由はここにあって、1問目みたいな問題は7巡目って言っているのに、自分の手牌とドラの情報しかないんですよ! 正直言って麻雀じゃないんですよw

7巡目ならそれまでに他家が捨てた牌の情報があるはずです。でも、その情報がない。麻雀じゃ起こりえないことなんですよ。

だからと言って、そういった問題を批判するわけじゃありません。

そういった問題は複雑なことを抜きにして考えるようにできているんです。

つまり何が言いたいかというとですよ。

 

机上では絶対リーチ!と思えるような手が、実戦では情報があるが故にダマになる。

 

なんてこともあるんじゃないか? ということです。

もちろん今回の問題がそれに当てはまるかはわかりません。ただ、実際に麻雀を打っていれば、他家のことが見えているからこそ選択が変わることはかなりあると思ってます。

 

では、なぜ私がこの手をダマなのか解説しますね。

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私がダマにした一番の理由は、上家の捨て牌です。

めちゃくちゃ濃く見えませんか? ダブ東切りで字牌処理を終えて、8p6mと捨てて7sもいらないそうです。

正直、もうリーチ来ても何も文句言えないなって思ってました。

ここで一番避けたいのは、リーチした後にラス目の親リーチが来てめくりあいになることです。

今リーチ来ていないとはいえ、捨て牌が濃く見えている以上、すぐに追っかけリーチがくるとみるべきです。

あとは打点。リーチを打って上家に直撃しても、裏が乗らないとトバせません。もし直撃で確実にトバせるのであればリーチしたと思いますが、トバせるかわからない以上、めくりあいのリスクを負いたくありませんでした。

なので、ダマにしました。

これがもし、親から先制リーチ受けた状態でもリーチするよ!って方はリーチしてもいいと思いますが、親に追っかけリーチはしないという方は未来のリーチを予知してダマにする方が理にかなっているんじゃないかなぁと思います。

 

あくまで、私はこう考えてダマにしたよ! という話なので、ダマが正解だと言っているわけじゃありません。

ただ、絶対リーチな手でも状況によってダマにしたほうが良い場面があるので、脳死でリーチじゃなくていろいろ思考してみてください✨

結構楽しいですよww

 

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ということで本日の記事はこのくらいで終わりにさせていただきます。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました!

私は普段Youtubeのほうで活動させていただいてます。もし、興味あれば遊びに来てくれると嬉しいです✨

www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麻雀日記#3 心はゼンツ、現実はベタオリ。そんな押し引きのお話。

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みなさんこんにちは✨ はじめましての方ははじめまして!

麻雀Vtuberの五城しーやです😊

 

私事ではありますが、昨日youtube配信1周年を迎えました!

これもみなさんの応援のおかげです✨

これからも、youtubeでもブログでも麻雀頑張っていきたいと思うので、応援よろしくお願いします!

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さて、前回書いた記事なんですが、いろんな方から反応いただけてすごく嬉しかったです😊

いつもより長い記事になってしまったのですが、読んでくれた方も多くてすごく幸せです。

まだ読んでない方はぜひぜひ✨

si-ya10vt48.hatenablog.com

 

今日の記事は前回よりだいぶボリュームは少ないです。

サボったわけじゃないですよ(;'∀') 

食べすぎは良くないので、カロリーを抑えたんですw

短い内容にはなりますが、みなさんがついつい押してしまいがちな手の時の思考をまとめたものになりますので、最後までぜひご覧ください!

 

はい! ということで、今日の記事はタイトルにもある通り、押し引きのお話です。

和了りたいのに和了れない💦 そんな苦行のお話になります(-_-;)

 

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南1局 トップ目 南家 配牌

 

早速見てみましょう! 

南入してトップ目ではあるものの、30000点を超えていないためルール上トップを取るためには加点したいところ。

 

そんなあなたに朗報です。

配牌をご覧ください。

勝ちましたねww

 

とまぁ冗談っぽく書きましたが、打っている時はマジでこう思ってましたw むしろ、思わない人いますか? みたいな手です。

これは勝ったと思ってもいい配牌だと思います。

 

そんなあなたに悲報です。

画像をご覧ください。

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南1局 トップ目 南家 5巡目 上家親リーチ

 

おつかれさまでしたww

いやぁ、この手まさかオリることになるとは配牌の時は思ってもいませんでしたww

あの配牌やぞ! って打ちながら連呼してましたよww

ほんとマジ卍

 

って、私と同じ感覚になれた方はどれくらいいらっしゃいますでしょうか?

なんか草生やしてるし、またテキトーなこと言っていると思ったあなた! 違うんです!

このリーチが来た瞬間に、「おつかれさまでした!」って言える潔さが大事なんです!

ちなみにマジ卍は1ミリたりとも大事じゃないですw

 

まぁ正直、手は悪くないし、早いリーチなんてわからねぇ! って言って、押す人の気持ちもめちゃくちゃわかるんですけど、ほぼノーリスクで5200以上獲得できるのと、リスクを背負って5200以上獲得するのには大きな違いがあります。

 

こう考えてみてください。

配牌時点では道端で拾った5200円。ただのラッキー。実際配牌良かっただけ。

リーチ後は鉄骨を渡り切らないと拾えない5200円。途中で落ちたら死。

 

大げさかもですが、実際そうなんですよ。段位戦において、ラスは死みたいなものです。

もしこの例えを聞いて、「いや、俺はやる」と思った方はカイジの見過ぎです。麻雀だけに留めてください。くれぐれもリアルでやらないように!

 

自分は29000点とはいえトップ目なんですよ。一番お金持っているんですよ。

そんな人がわざわざブレイブメ……、鉄骨を渡りますか? 渡りませんよね?

ましてや南場。高打点に放銃したら、死に直結します。東場なら一条聖也のように巻き返すチャンスもあるかもですが、南場ではそのチャンスも少ないです。

 

少し話が抽象的になってしまっていますが、この状況をちゃんと説明すると、

このリーチを受けて一番困ってるのはラス目の対面です。本来、押すか迷って苦しむのは対面のはずなんですよ。自分は苦しむ必要ないよね。

そして、この牌譜においては下家も困っているはずです。どんな手かはわからないですけど、押すという選択肢しかほぼ残っていませんから。

この下家3副露もオリ要素を強くします。オリていれば、この2人がやりあうんですよ。放銃してくれれば無失点で済むので、なおのことオリになります。

 

ちなみにオリるとして、1p切る人は少し甘いです。

下家の副露がなければ1pで回すも有りですが、下家も聴牌していてもおかしくないですよね?

せっかく2人がやりあう未来が見えているのに、この1pで下家にロンって言われたらめちゃくちゃもったいなくないですか?

打点はわからないけど、こんな必死こいて和了りに来られたら、ドラ持っていても不思議じゃありません。

オリる場合は潔く南を切りましょう。

 

ってなわけで、この配牌がオリになってしまったわけです(-_-;)

これが和了れないんですから! 下振れも下振れですよ! たまったもんじゃないですよ! 

でも、それは思うだけ。打牌には関係ないんです。前回の記事でも話しましたが、麻雀の選択に感情は必要ないんです。割り切れるようになりましょう。

 

麻雀は和了るゲームではありません。段位戦という戦場ではラスを引かないことが第一。

ここを押したせいでラスることはあっても、ここをオリたせいでラスることはそう無いと思います。

この局や自分の手牌だけでなく、半荘通して、ラスらない選択をできるようになりましょう!

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ってな感じで、今日の記事を終わりたいと思います!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます😊

いかがでしたでしょうか? ああいう手、みなさんしっかりオリの選択できてますか?

不運が続いた時でも、ああいう手を冷静にオリる判断ができると結果もついてくると思います!

 

今日初めて読んでくださったという方! 

私、Youtubeのほうでも配信やっているので、ぜひそちらにも遊びに来ていただけると嬉しいです✨

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ということで、今日の記事はおしまいです。

また次の記事でお会いしましょう!

 

麻雀 強くなるには ~考え方の教科書~

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みなさんこんにちは✨ はじめましての方ははじめまして!

麻雀Vtuberの五城しーやです😊

 

今日は個人的にめちゃくちゃまじめな記事になります!

え、いつもふざけてるのかって?

いやいや、そんなことないよ(;'∀') いつも真面目……。

ふざけてるのは記事の投稿頻度だけw いや、これも別にふざけてないです💦

youtubeにいるだけですww

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というわけで、今日も真面目な記事になります!!ww

まぁ、あれですよ…。「いつもより細かく書いてますよ!」的なあれです…。

揚げ足取らないでください~( ;∀;) 

 

今日の内容はですね、私が段位戦に勝つために必要だと思っている根本的な部分をお話ししていきたいと思ってます。

ちなみに牌姿は一切出てきません。

麻雀で壁にぶつかる度に、読んで原点に戻れるような記事にしてるつもりです。

講座というわけではないのですが、麻雀でなかなか成績でないという方はぜひぜひ最後まで読んでみてください✨

 みなさんに一つでも得になる情報があればと思います。

 

目次

1.戦場の把握

2.少なくとも麻雀を打ってる間は人間をやめましょう

3.負ける原因は常に自分か神様の二択

4.キレ打ちは知識の無さ、自信の無さ故のものである      

1.戦場の把握

まず、麻雀で勝つために大事なことは戦場を把握すること。

自分が戦っている戦場にどんな人がいるのか把握しましょう。

 

『自分がいったいどんな相手と戦っているのか』

 

そもそもこれを知っていないと戦いようがないですよね?

とある城を攻め落とそうとしているときに、その城に10000人がいるという情報を持っていたとします。

対して、自分たちは5000人の兵士しかいません。

攻め落とせそうですか?

答えはわかりません。なぜなら、10000人の内訳がわからないからです。10000人全員が屈強な兵士なら無理でしょうし、全員女子供や老人というのであれば可能でしょう。

 

麻雀においても一緒です。自分の戦う戦場にどんな人どんな目的でいるのかを知っておく必要があります。

ここでは私が普段打っているネット麻雀の段位戦という戦場について話します。

結論から言うと、段位戦という戦場は

 

・目標の異なる雀キーたちの集まり

 

みなさん最初に私が言ったこと覚えてますか? これでも真面目なんですww

ふざけ始めたとかじゃないですよw

解説しますね。

 

プロのリーグや大会の場合って、みんながみんな優勝するために努力して打つと思うんですよ。

でも、段位戦って本当にそうですか?

上の段位を目指して常に真剣に打つ人もいれば、空いた時間の暇つぶしに打つ人、などいろんな人がいますよね。

そのゲームの上位が集まる戦場であればまだしも(天鳳なら鳳凰卓、雀魂なら王座の間)、ゲームの人口密集地帯で打つ場合、この目的の差は最も激しいといえます。(天鳳なら特上卓、雀魂なら玉の間)

 

学校でも、テストで90点以上を狙う人と平均取れていればいいと思う人、赤点回避できればいいと思う人など、それぞれ目標、目的が違う人ばかりですよね。

段位戦も同じです。

いろんな人がいろんな目的で打っているんです。

自分が真剣に打っているんだから、周りも真剣に打っているはず。真剣に打っているならこういう打ち方なはず。

ネット麻雀はいつでもどこでも打てるのに真剣にやってる人しかいないと言えますか? 人によっては段位戦をデータが取れる場所として実験場みたくしてる人もいるかもですよね?

段位高いから、こういう打ち方はしないはず。

段位高い人が今の対局をながらでやってないと言い切れますか? 

 

というように、上のような考え方は、あなたが見えない敵を可視化しようとして出てきた空想上の生き物です。そんなものを信じるなら神様を信じたほうがいいですww

理由は後述します。

 

2.少なくとも麻雀を打っている間は人間をやめましょう。

 次に大事なのは人間をやめることですねww 

いやこれマジで真面目な話なんで、続き読んでくださいw ここで離れられたらただのキチガイになっちゃうから💦

 

今では、麻雀は期待値や確率など、色んな数字で最適な選択が導き出されてますよね?

戦術本読んで、新しい発見がある人も多いはずです。

そして数字で選択が決まるということは、同時に感情はいらないってことです。

だって、数式解くのに感情はいらないですよね?

1+1はどう頑張っても2にしかなりません。

俺は3が好きだから、1+1=3だ! なんて解き方教わってないですよねww 3が好きでも4が好きでも、数字が嫌いでも1+1=2は不変です。

ここでいう人間をやめるというのはこういう意味です。

人間をやめれてない方は、たまに1+1=3になってしまうような打牌選択をしてしまっている可能性があります。

とはいえ、上の例では簡単すぎて麻雀に置き換えてもピンとこないと思います。

そこでもう一つ例を挙げましょう。

 

一度かかったら助かる確率が1%の難病があります。

その難病に自分の大切な人、もしくは自分がかかりました。

助かる確率は何%ですか?

 

これも簡単な問題なのですが、感情が入りやすい分こっちのほうが理解しやすいのかなぁと思います。

答えは1%で変わらないですよね? これはほとんどの方がわかると思います。主人公補正がかかったら話は別ですがww

大事なのはここからです。

では、本当にその難病にかかった時、心の底から1%しか助からないと思えますか?

実際にその立場にならないと想像するのは難しいかもですが、私は正直無理だと思います。心のどこかできっと治るって思ってしまいます。

しかし、この「きっと治るはずだ!」というのは希望的観測であり、ただの感情です。どんなにそう思っても、助かる確率は1%です。これが現実です。

「絶対治る!っ祈ったのに治らなかったじゃねぇか! ふざけんな! お前、医者だろ! なんとか言えや!」

「祈って治る医学はありませんねー 文句いう相手間違ってませんか? 訴訟起こすなら神様にどうぞw」

てな話なわけですw 

すみません。ちょっとふざけました…。でも言ってることは真面目です。

 

さて、麻雀では上がりたい!と思う手が入る時が多くあります。しかし、その全てを上がれるわけじゃありません。

上がりたい!と思った手の時に先制リーチが来た時、あなたは本当に正しく判断できていますか? 

上がりたいという希望的観測に支配されて、実際にその手がどれくらい上がれるのか考えるのを忘れていませんか?

 上がりたい!と思う手は打点が高い、待ちが良いなどいろいろあると思いますが、先制リーチが来た時点で後手を踏んでいます。その時点で自分の和了率が下がっていることを打っている時に認識することが大事です。 

後から牌譜検討してわかるのは当たり前なんです。だって冷静ですから。1+1を2と答えられる精神状態であり、難病の問題の当事者ではないのだから、わかって当然です。

打っている時というのは、1+1に感情を混ぜて考えてしまいそうな精神状態であり、難病に自らがかかっている状態です。選択による得や損を自分が受けてしまうからこそ正常な判断ができなくなることがあるのです。

 

上がりたい!って思うことは人間なら当たり前のことですが、麻雀ではそれが足枷になることがあります。

人間らしく麻雀を楽しみ、選択自体は人間を捨ててみましょう。

 

3.負ける原因は常に自分か神様の二択

確認のために、

 

麻雀は自分が常に最善の選択をできていたとしても、負ける時があるゲーム

 

まずはこの認識をしっかり共有しておきますね。

結果が放銃で終わっても、確率的にそうするべきだったなんてのは麻雀打っていればたくさんあります。

 

さて、ここでは自分を常に最善の選択で打てる雀士と仮定しましょう。

 

お聞きします。

 

他家の異常なほど早いリーチは誰のせいですか? 自分のせいですか?リーチ者のせいですか? はたまた他の誰かですか?

 

当然ですが、誰のせいでもありませんよね? 山は自分で操作できないし、相手の配牌やツモも能力でどうこうできるわけじゃありません。それは他家も同じです。

しいて言うなら神様や山のせいです。

神様を信じていると、こういう時に全部神様のせいにできるのでおすすめです✨

3割冗談、7割本気ですw

まぁ冗談はさておき……。(結局、冗談なんかい!)

大事なのは、この答えは常に変わらないということ。

たとえ、東1局から南4局まで自分以外が捨て牌上段でリーチしていようと、自分の手が良い時だけ他家が先にリーチ打ってこようと、誰のせいでもありません。

そこにあるのは先制リーチをされたという事実です。

真っ先にやるべき事は愚痴ることではありません。後手で勝負できるならどう打ち回すのか。勝負出来ないならどうオリるか考えることです。

さっきはオリたから今回はちょっと押し寄りでいこう!とかじゃないです。あくまで、先制リーチされた事実と自分の手牌を見て冷静に処理するだけです。前の局は今の局に関係ないはずです。上がられて悔しいとかいらないんです。機械の如く、今起きたことを処理してください。

 

たとえば麻雀の神様がいたとして、毎回先制リーチできる手を誰かに授けるとしましょう。東1局はABCDさんの中からAさんに与えました。では次はBCDさんの中からBさんを選びました。

……

違和感に気づきましたか? 気づけなかった方はこの記事を読んで1つ得したと思ってください。

麻雀はそうはならないんです。常にABCDさんの中から選んでくるのです。

数字にすれば常に全員25%の確率で先制リーチの打てる手が神様から授けられるということです。

Aさんに与えたから次はBCDさんの中から33.33%に与えられるとかいうゲームじゃないんです。

麻雀打っている方なら、身をもって知っていることだと思います。

だって、一人しか上がらない時とかあるもんね(-_-;)

 

お聞きします。

 

自分の良形高打点のリーチに対して、実力者なら絶対に押さないような1000点愚形でめちゃくちゃ無筋を押されて負けました。

誰のせいですか? 

 

これは少し難しいですかね? いや答えは簡単だけど、実際にそう思えているかどうかが怪しいといったところでしょうか?

押してきた人が悪いですか? 違いますよね?

誰のせいでもありません。

しいて言うなら、神様のせい、山のせいです。

 

もし、相手が押さない方が得する場面ならば、確率的には自分が勝てる確率の方が高いはずです。なので負けたとしても、たまたま低い確率を引いただけです。

そして、これは何回も同じことが続いたとしても変わりません。

たとえ先制リーチが全て他の人に理不尽に交わされても、誰のせいでもないんです。

 

ここまで2つ例を挙げて話しましたが、他家の意味不明な速度の先制リーチの連打、理不尽に先制リーチが交わされる等により、自分がラスってしまいました。

誰のせいですか?

 

常に自分が最善を選択できていたら、悪いの自分じゃないですよね? じゃあ誰ですか? 他家のだれかですか? 違いますよね? 神様ですww

この記事はとりあえず、神様が超便利ということだけでも覚えてもらえればと思いますw 

記事の途中ですが、思ったより神様が便利屋みたくなってしまってどうしよってなってます(-_-;)

あ、本人は真面目に書いてますw

 

麻雀は自分が常に最善の選択をできていたとしても、負ける時があるゲーム

って第3章の最初で言いました。つまり、自分が悪くない場合は神様のせいなんです。だって、他の人の打牌に関しては自分はどうにもできないもん。

もし、あなたが他家の席に座って同じ配牌とツモをもらったら、違う選択をしているかもですが、第1章で書いたように、段位戦においてはいろんな人、いろんなレベルの人がいるんです。

たとえ、他家の選択が最善でなかったとしても、それは自分には関係ありません。それは他家の人が反省するべき点です。自分は何も関係ありません。

 

もし、自分が常に最善の選択をできていないのなら、負けたときは自分のせいです。

先制リーチが連続で理不尽に交わされても、それがそもそもリーチしない方がいいなら、自分の選択のせいですよね。

 

このように、自分が負けたときに他家が原因になることは基本的にありません。

他家のミスによって自分がラスになることがあっても、それはその人が反省するべきことであって、自分には一切関係がないことだと割り切りましょう。

 

4.キレ打ちは知識の無さ、自信の無さ故のものである

 

みなさんキレ打ちってしたことあります?

あまりにも不運が続いて、ムキーッてなって正常な判断ができない状態で打つことを言うんですけど…。(たしか広辞苑にこう書いてあったww 嘘ですw)

私もよくやってました。今だってやってしまうときあります。だって人間だもの。

どんなに人間やめようとしたって、人間ですからね…。そりゃあキレ打ちくらいしますよww

 

ここまで読んでくれた方は想像つくかもですが、キレ打ちをしてしまっている時は第1章~第3章で書いたように考えることができていないということになります。

つまり、記事を書いてる私も感情的になって自分で書いたことができなくなっている時があるということです(-_-;)

 

第1章~第3章ができていれば、そもそも何にキレてるの?って話になるんですよ。

負けるのは自分か神様が原因なので、その2択しかないのですが、自分にキレるくらいなら打つのやめて、反省なり座学なりしてください。

神様にキレるのは時間の無駄です。偉い奴らは弱者が何言ったって聞く耳持たないんだからw それでも神様にキレるなら麻雀は向いてません。囲碁・将棋やりましょ!

 

例えば、自分の中でこれは絶対リーチ!って言えるリーチ打ったとします。

結果は役満放銃でした。

 

もし知識があり、自信を持って絶対リーチと言える選択だったならばキレることはないですよね…。役満放銃だとダメージはでかいですが、でも仕方ないよなぁで済むはずです。

ここでキレてしまうのは、知識がなくて、自分の選択に自信がない時です。自信がないからこそ結果で物事を見て相手にキレてしまうんです。

自信があれば、たとえ役満に振っても嘆くことはあってもキレることはありません。

 

これくらい許して?とかそういった油断が最悪の結果に結びついた時もキレそうです。

でも、それって悪いの自分ですよね? 許して!っていうのは希望的観測です。

そう思って打ったのがいけないんです。

神様も他家も特に悪くありません。

意味のわからないゼンツに本手が負けても、それは誰のせいでもありません。誰にキレる必要がありますか?

 

自分の一打、リーチに絶対的考えがあり、間違ってないと言いきれるのなら、その手が放銃もしくは交わされて終わったとしても、悪いのは自分ではない。人事を尽くして天命を待った結果、神様が不義理を働いただけのこと。

麻雀は自分が常に最善を取れていても、負けることがあるゲームです。

自分の間違っていない選択が悪い結果に終わったことに対して、原因を求めること自体が間違え。困ったら神様のせいにしとけばだいたい解決。

間違っていないと思うなら、何も変えずただ突き進めばいい。

その結果、何千何万と打って結果が出ないのなら、間違っていないという自分の考えが間違いということに他ならない

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ということで、ちょっと長くなりましたが、今回の記事は以上になります。

最後まで読んでいただいた方! ありがとうございます✨

今日の記事は何というか、狂った時の自分に捧ぐ教科書みたいな節があります。

ただ、この考え方ができてるときは調子が良くて、できてないときは調子が悪いので、そういうことなんだと思ってます。

私が上達した原点はこの考え方にあると思うので、みなさんぜひ試してみてください!

というわけで、みなさんまた次の記事でお会いしましょう!

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しーや流麻雀の実践#4 めっちゃ和了りたいー!めっちゃ親番続けたいー!が融合した結果

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みなさんこんにちは😊 はじめましての方ははじめまして!

バーチャルyoutuberの五城しーやです✨

 

1か月くらい投稿が空いてしまいました(-_-;) 

段位戦鬼打ちすると1日が気づいたら終わっていて、不思議ですね💦

 

今日はしーや流麻雀の実践ということで、実際の牌譜のワンシーンから思考を解説したいと思います。

今回は奇跡が起きたシーンでもあるのですが、意外とみんなこの選択しなさそう。できなさそうだなぁと思ったので投稿させていただきます!

それでは早速やっていきましょー!!

 

 

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南3局 8巡目 下家打8p ポン

 

ジュンチャン一盃口が見える手。69m14sの両面に6p壁の7p。悪くないリャンシャンテンです。

しかし、対面が2副露していて6p対子落とし。最初は染めに行く気なかったけど、やっぱ染めよー進行に見えます。

まさにこの局のターニングポイントなんですが、下家から出た8pをポンしましたw

あ、別に誤クリックじゃないですよww

これはポンした方が得だと思いました✨

では、どうしてこの8pがポンになるのか?

 

6pが全部見えたことにより7pも悪く見えません。14s、69m引いての7p待ちリーチも強力なので通常の場合は鳴かない方がいいと思います。

しかし、この場面は通常の状況ではないはずです。終盤に差し掛かり、ラス回避をするために何としても和了りたい! って場面のはずです。

そしてそれと同時に

たとえ和了れなくても、最悪親番を続けたい!

って思ってましたww

 

そうなった時、8p鳴かなくても鳴いてケイテンの道はありますが、6mや4sの時に迷いが生じますよね? この巡目だったら鳴かない選択をしそうです。対面が染めなので1sがどれくらい山にいるかも怪しいところ。

 

その点、8pポンすれば、9p1mという比較的鳴きやすそうなところを迷わず鳴けるし、2sも染めがいるとはいえ3s3枚見えなので、鳴けることもあります。

そして、8pポンして対々和を目指せば、索子の形を決めることができるので切り遅れによる放銃を回避できる。

さらに、最悪69m待ちの役なしになったとしても、1手変わりで役有に復活できる。

 

あと、面前で進めているとあまり圧がかけられないので、ここらへんで動いてせめて下家と上家おろして、対面との一騎打ちって構図にしたいというのもあります。

全員が和了に来ていたら、そりゃ自分の和了率は下がるので…

 

こう考えると最終的に聴牌率、役有聴牌率ともに8pポンのほうが優秀なんじゃないかと思いました。あくまで個人的な考えなので、それでも鳴かない方がいいと思う人はいると思いますが…

 

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ここから先は結果論なので、こうなりましたよくらいに読んでいただければなぁとw

12巡目に役なし聴牌。西を切れば聴牌ですが、さすがに切れなくて7m打ちで西単騎ルートを見ました。

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その次の巡目にドラの發まで引いてきてほぼ詰みの状態ですが、聴牌したらどちらか押すつもりでいました。

なので下家の9pをすかさずカンしましたw

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終盤でようやく聴牌。役なし状態で西は嫌いましたが、役有なので、スーパー切りたくねぇ!って言いながらドラ發を切りました。

上家に鳴かれましたが、ロンじゃなければ勝ちみたいなとこありますw

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そして、ラスヅモで8pを引き入れ当然のカン!

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とまぁ、他家を下すための8pポンではあったのですが…最終的に下家以外はめっちゃ攻めてきましたね(-_-;)

ただ、8p鳴いたほうが自分が迷わずに進行できると思ったからこそ鳴きました。正しいのかは知りませんww

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

久しぶりなので、中身ほぼないですが……(-_-;)

毎日段位戦打って、その内容記事にしていくのもありかもですね! 記事書くのも習慣づけていかないと💦

というわけで本日はこのくらいで。

 

しーや流の実践#3 違和感のある鳴き、河に気づけるようになろう!

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こんにちは✨ はじめましての方ははじめまして!

麻雀Vtuberの五城しーやです😊

 

最近は生活リズム狂いまくりで更新がなかなかできてないです💦

夜更かしせず、効率よく時間使えるようになりたい~(-_-;)

記念配信の準備やら何やらもしなきゃだし、麻雀打ってる場合ではないのかもしれない(-_-;) まぁ、打ちまくってるんだけどね!w

 

本日は軽めに書いていきたいと思います!

ちょっとした暇な時間に読んでもらえると嬉しいです✨

違和感に気がつこう!

ということで、本日のテーマはこちらになります。

早速ですが、みなさん! 麻雀うまい人ってどんなイメージがありますか?

人それぞれだと思いますが、

  • 手組がうまい
  • ミスが少ない
  • オリがうまい
  • 読みがすごい

などなど……、挙げればきりがないですね……。

個人的には、麻雀うまい人は相手の捨て牌などから、読みを使って打っている人ってイメージです

その読みの精度や使用頻度はともかく、自分なりの読みや考えを使って打っている人が多いです。

今回するのはそんな『読み』関するちょっとしたお話です。

 

しかし、いきなり捨て牌を読めと言われても、読めるわけがありません。

だからこそ、読みを学ぶためにはまず『気づく』必要があるんです。

それでは、下の画像をご覧ください。

 

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東1局 下家の4pを対面がチーして打8m(対子落とし)した直後の10巡目

step1,違和感に気づこう!

さて、私の手牌ではなく、対面に注目してみましょう。

違和感に気がつきましたか?

ヒントは鳴いた形と捨て牌です。

気づきましたか?

気がつかなくても気にすることはありません。これから慣れていけばいいんです。

それでは答えを言いますよ!

 

正解は、捨て牌の5pです。

それでは解説しましょう。

対面は5pを切った3巡後にカン4pの形で鳴いています。

つまり、355pと持っているところから先に5p打ってカン4pを固定したことになります。

麻雀打ってて、あまりやらない先切りだと思いませんか?

ましてや、片方は赤5p。副露しているということは、鳴いても役があるということ。

なのに5pポンを捨てて、カン4p固定。

言われてみると、違和感があるような気がしてきませんか?

まずは、この違和感に気づけるように訓練するところが読みを勉強する際の入り口になります。

step2,気づいたことから何がわかるか整理しよう!

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※画像は上のものと全く同じものです。

 

step1で捨て牌の5pに違和感があることはわかりました。

では、その違和感から何がわかるでしょうか?

(ここでいう「わかる」はどんな可能性が考えられるかということです。読みはあくまで読み。手牌を見ていない以上、確実にわかる情報はほとんどありません)

 

・相手の手役

私は最初にこの4pチーを見て、345の三色を疑いました。愚形の形を先に固定したということは、345pの形にしたかったということです。

555pなんかいらないから345pになってくれ!っていう意思を打牌から感じますw

 

・相手の打点

5800以上はありそうと見ました。345の三色と読んでいるので、その場合、鳴き三色ドラ3s赤5pで3翻は確定します。

また、手の内に他の赤ドラが持っている可能性やタンヤオなどが絡む可能性があるので、放銃した際11600以上といわれることもあります。

 

タンヤオがつく可能性

私はタンヤオはつかないと読んでいました。

理由としては、いくら三色を狙っているからといって、タンヤオがつくなら5pポンできる可能性を残したい!って対面の立場だったら思いそうだからです。

なので、先に5pを打ったということは5pポンだと逆に役なしになってしまうからでは?っと思ったのです。

まぁ、タンヤオがつくつかないに関わらず、自分の手牌では勝負できないとみて、オリを選択することにはなるのですが…(-_-;)

 

step3,おまけ:麻雀は4人で打つもの

ここまで対面の手を読んできましたが、忘れてはいけないのは麻雀は4人で打つものということ。

対面の手を読めていても、他家を読めていなくて放銃したら元も子もありません。

かといって、読みに慣れていない人はいきなり4人を読むなんて無理です。読みが使えそうな場面で1人を読めるように頑張りましょう。

なので、ここから先はそれなりに慣れている人向けになるかもです💦 慣れてなくても今後のためになるかもなので、ぜひ読んでみてください✨

 

それでは下の画面をご覧ください。

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東1局 13巡目 下家が4s切った場面

step2を読んでくださった方は、この打4sで震えが走るはずです💦 実際私も「はぁ~?」とか思ってましたww

厳密にいうと、上家の2mもオリてるように見えないのでケアはしていたのですが、下家の4sは強烈です。

下家の読みの能力にもよりますが、仮に自分の知っているうまい人と打って、その人が4sを打ったのなら、ほぼ確実に聴牌しています。

なぜなら、どこまで345三色を疑うかは人によるかもですが、4sで放銃した場合、親の中打点以上はほぼ確実にあります。その覚悟の上切っている牌ということになるからです。

打点があるか、形がいいか、はたまたその両方かはわかりませんが、この4sで対面だけでなく、下家も超警戒しないといけない状況になります(-_-;) 

終わりに

最後まで読んでくださった方! ありがとうございました😊 

久しぶりの更新になってしまい申し訳ありません(´;ω;`)ウゥゥ

生活リズム改善して、配信も記事も計画的にやっていければと思っていますので、皆さん今後とも応援よろしくお願いします✨

また、記事読んでくださった方で興味がありましたら、私の配信のほうにもぜひ遊びに来てください! 近々記念配信とかもやります😊

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最後に相手の手牌開いた画像を貼っておきます。

対面タンヤオありましたww まぁ、読みが確実に当たることは少ないので、信じすぎないようにしましょうってことですねw

それではまた次の記事で会いましょう❣

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しーや流の実践#2 相手の高打点は禿げるまで考えろ! それでも押すなら押せ! 無理ならオリろ!

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こんにちは✨ はじめましての方ははじめまして!

麻雀Vtuberの五城しーやです😊

 

最近生活リズムが悪くて、深夜にばっかり麻雀を打ってしまっています(-_-;)

しかも部屋が寒すぎて、体だけでなく思考も縮こまってしまっている気が……。

 

今日も前回に続き、実践から一場面を切り抜いて話していきたいと思います✨

今回はもしかしたら私の打牌ヤバいかもしれません💦 でも、考え方自体はあっていると思うので、みなさん最後まで読んでいただけると嬉しいです😊

 

今回の場面はこちら!

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南1局 北家 対面からドラポンが入っている場面でカン8pの役なし聴牌

※1pポン打3s、發ポン打6m。

早い手をもらったものの、ドラポンが入った状態でリーチのみ愚形聴牌聴牌取らずして萬子に期待したいが、2mのポンが入っていて望み薄。

対面に振ればラスまで落ちるこの場面で、リーチには行けない。8pをうっかりツモることに賭け、役なしダマテンとしました。

4mも通っていない牌だが、まだ聴牌してないと信じてプッシュしました。

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先ほどの状態から手出しで6pが打たれました。

この手出し6pでさすがに聴牌したかなぁと思いました。してない時もあるかもしれませんが、ロンと言われても何も文句は言えない状況です。

 

では、どんな待ちが考えられるでしょうか?

 

最初から考えてみましょう!

まず一番大事なのは2巡目の3p

これが1pポン打3pならおかしなところはありません。しかし、今回は1pポン打3sだったんです。

113pの形から、メンツが確定したわけでもないのに1pを対子で固定したんです。つまり、カン2pはいらないということです。

 

次に、1pのポン

これも大事な情報です。役がだいぶ絞られてきます。

1pのポンで役牌バックの可能性が高いです。今回のドラが發なだけに警戒度が高くなります。

そしてこういう1pを迷わず鳴くということは、

1、役牌が暗刻になっていて、すでに役が確保できている。

2、役牌のダブルバックで最悪役牌のシャボになるような手になっている。

3、狙う手役を決めて決め打ちしているため、役なしの危険がそもそもない。

4、単純に打点があるため、役が不確定でも何としてもあがりたい。

この4つのパターンいずれかの可能性が高いと思いました。なぜなら、この4つのパターンなら自分も1pポンから仕掛けるからです。

そして、この後すぐにラス目の親がドラの發を打ってきて、それが鳴かれました。

まだ早い巡目ですが、事故でも振りたくない状況になりました。

この時点で役牌は相当切れないと読みました。

その根拠としては、やはり1p対子固定からの1pポン

その後に發もポンしたということは、1pと發を対子で持っていたことになります。この時点で1pポンの前にもう一つ対子があったことがわかります。

 

想像してみてください。

自分の手には役牌ドラが対子であります。1pを対子固定するときはどんな時ですか?

發鳴いて1pを雀頭にして、あとは普通の手って感じの構想で1pを対子固定するというのが一番最初に思いつくと思います。

しかし、今回は1pをドラ發より先に鳴いてきました。つまり、1pは雀頭候補でもあったと同時にメンツ候補でもあったんです。

そして、その後すぐにドラ發ポンをします。もう一つ役牌が対子あった時とそうでない時では1pの鳴きやすさは違います。

なおかつトップ目も鳴き。打点があるとはいえ、役が不安定な鳴きを早々としてくるのか? という観点で見ると、もう一つの対子で一番可能性が高いのは役牌

しかも、対面に当たる中では一番打点が高くなりそうなため切れない。

 

もし、もう一つの対子が役牌でない場合はトイトイの可能性もかなり高いです。發だけだと役が不安定ですが、トイトイの可能性も残しておけば、最悪發を鳴けなくても和了ることができます。

もう一つの対子が役牌でもトイトイの可能性はありますが、その場合ダブルバックになるので、ドラで打点が確保できる以上、受け入れの広さを重視しそうです。となると、113pからの3p先切りに違和感があります。

 

最後に6pの手出し

ここで聴牌と読みました。早い巡目とはいえ2副露。捨て牌も中の牌が切れていて、配牌もかなり良かったように見えます。となれば、聴牌していてもおかしくはありません。

問題は待ちがどこなのか。

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また少し巡目が進んで、47pの役有シャボになったところに8pを引いてきました。

さて、何切りますか?

対面に変化があるとすれば、6pの後に8sが手出しになっていることです。

6p手出しで聴牌していると読んでいるため、478pは切りにくいです。とりあえず34sあたりを打ってオリにシフトしたい場面です。

ただ、私はオリきれないと踏んでいました。これだけ打点のある手。愚形でも聴牌取るだろうし、巡目が早すぎて安牌が尽きることは明白です。

下家の親が攻めているので横移動してくれるのを願うのも手ですが、ここは打4pとしました。

 

解説します。

6p手出しで聴牌していたとした場合

 

4pが当たる可能性14p47pカン4p4pシャボ

・2巡目の3pで14pとカン4p、4pシャボはほぼ否定できます。当たるとしたら、47pの両面待ち。

7pが当たる可能性47p、△カン7p、ペン7p△7pシャボ

・668pからカン7pに受ける可能性は低い。(シャボの枚数がよっぽど悪くない限り)

チャンタ系も見えるため、ペン7pはあり得る。

・7pシャボは677pからはやらなそう。67788pからシャボは58pでも78pでも枚数が同じためあり得る。下家の9pが遅い。関連牌の7p持っている可能性有?

・両面は4p同様否定できない。

8pが当たる可能性58pカン8p8pシャボ

・両面は否定できない。

・カン8pも6p切りのため可能性はない。あるとしたら、チャンタを見て、なおかつ跳満になるケースだが、役牌暗刻だとしたらダブ南なので、跳満確定している。チャンタ見る意味がない。

・シャボは否定できない。

 

こんな感じでしょうか。筒子で当たるパターンは4pが一番少なそうです。

では6pはいつから手に持っていたのでしょうか?

3p打った時にはすでに持っていた可能性が高いです。なぜなら6p孤立なら3p残して先に打ちそうだからです。つまり関連牌である可能性大です。

11356pと持っていたら2巡目で3p打ちそう。

この巡目で6p手出しなら113566pから3p打ってる可能性も考えられます。6p先打ちもありそうですが、トイトイ見ながら打つなら3pが先になっても不思議ではありません。

途中までトイトイも見ながら進行していて、ドラポンできたため最後に566pから6p打つパターンは結構ありそうです。

 

最終手出し8s

スライドもしくは空切りで実は6pで聴牌していた場合

・678sでメンツ確定していて、何かと筒子のシャボ。何かの対子と筒子の両面orペンチャン。

※前述のとおり筒子のもう一方は役牌の可能性が高い。

この場合、そもそもトイトイを見ているとは思えない。筒子を113566pと持っていたら2巡目で6pから打ちそう。47p無さそう。

 

・メンツ+8s対子+筒子両面orシャボ

可能性はあるが、上家の索子ホンイツ気配に対して8sを対面がたくさん持ってる可能性はどれくらいか…。

筒子カンチャンはこの形ならトイトイにして8sツモあがりになることが多いので考慮しない。

 

8s切りで聴牌の場合

・メンツ+788s+筒子688p(446p)

このパターンでほぼ確定です。索子が668s等の形で筒子が566p等の良形なら、6pの場所が8sになるはず。もしくは筒子がメンツ確定しているか。

→筒子両面で当たる可能性はない。

 

結果的に6p手出しで聴牌していると読んでいるなら、両面は否定できないです(-_-;)

ただあくまで読みなので8sで聴牌の可能性だってあります。

当たる可能性が100%ないとは言えませんが、ここから安牌がなくなっていき、萬子も処理して筒子と索子を切らないといけない状態になるなら、ここでワンプッシュしようと思いました。見合っているかは知りませんww

5pも赤含めて2枚見えているので、シャボに当たりそうな牌より4pを選択しました。

 

しかし、8s手出しの時点で7pのシャボもほぼ確実にないといっていいので、押すなら7p打ってフリテン聴牌もありかもでした(;'∀') 気づいてませんでした…。思考時間が短すぎるんじゃぁ( ;∀;) ペンチャンに刺さったらメンタルに来るけどねw

 

 

みなさん最後まで読んでいただきありがとうございます✨

今回の記事は読みはある程度的を射ていましたが、なぜか4pをプッシュしてるのでムーブがあってるかはだいぶ微妙な記事になりましたw

今回の結末がこちらになります。下家の4pチー7p単騎はわけわかめでしたが、助かりましたw

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結果的には良かったのですが、4p切りはやりすぎ感もあるし、オリた方が良いのかもしれません(-_-;) 

実際打ってる時はトイトイ、もしくはシャボ。筒子両面はあるけど、さすがにないだろうとかわけのわからんこと言いながら打ってましたww 

ただ6p打ちでヘッド固定の他の場所の両面も十分あるので、どうせ押すなら早いうちに押した方がいいです。by結果論協会

ただ失敗だったとしても、この時自分はこう考えたけど、実際どうだったんだろうと考えるのはすごく大事なことです。

その思考があってるかよりも、自分のなりの思考を持つことが大事✨

精度は後からあげればいいんです。

それではまた次の記事でお会いしましょう!