しーや流麻雀講座#3 牌効率という都合の良い言葉に惑わされるな!
こんばんは✨ はじめましての方ははじめまして!
麻雀Vtuberの五城しーやです!
最近寒くなってきて、麻雀を打ちながら凍えていますww 暖房の季節がやってきましたね! みなさんも体調には気を付けて麻雀を打ちましょう!
さて、今回は麻雀講座の第3弾です! 書く時間ないので、短めです( ;∀;) ごめんなさい🙇
みなさんは牌効率って一度は聞いたことありますよね? 牌効率さえできていれば、ある程度の実力まで行けると思っている方も多いのでは?
もちろん、できないよりはできた方が成績は上がります。でも、それってそんなに大事ですか?
質問を変えましょう。あなたは牌効率を使いこなせてますか?
自信を持って使いこなせてる! といえる方は少ないのではないでしょうか?
今日はそんな牌効率のお話です。
今回のテーマ『牌効率の使い方をマスターしよう!』
- はじめに
- 牌効率とは何か
- 牌効率の使いどころと弱点
- 段位戦における牌効率
1,はじめに
私の麻雀歴は8年ほどですが、Vtuberになっていろんな方と麻雀の話をするようになりました。そして、みんなが当たり前のように牌効率という言葉を使っていたのを聞いてすごく驚きましたw 牌効率なんて死語だと思ってたからですww
私は麻雀を打ってて、牌効率を重要視したことはありません。必要ないとは言いませんし、重要視してないだけで実際には使ってます。なら、なぜ重要視しないのか。それ以前に大事なことがあるからです。今回はそのお話をできればと思います。
2,牌効率とは何か
さて、みなさん質問です。牌効率って何ですか?
私は重要視してないので、少し考え方が違うかもしれませんが、『聴牌まで効率良く進める最速の道筋』と認識しています。
つまり、聴牌率を高める技術、知識といえるでしょう。麻雀は上がらなくても負けはしませんが、勝つためには上がらないといけないゲームです。だから多くの人が牌効率を重要視していると思います。
聴牌できる確率が高ければ、上がれる確率も高くなる。
このことから、牌効率は簡単に言うと『攻めの技術、知識』と言えます。
3,牌効率の使いどころと弱点
私の講座を見てくださってる方は知っているかと思いますが、私の麻雀では、配牌もしくは手牌が上がれそうかどうか判断することに重きを置いています。
さて、お聞きします。上の配牌で上がれると思いますか? 思いませんよね? 結果的には上がれる可能性もあるけど、この手を牌効率通りに進めますか?
もし進めている方がいたら、放銃率が少し高めだと思います。
この手はもともと和了率が高くありません。それはある程度麻雀を打ってる方なら理解していただけると思います。
仮に和了率が0%の手が存在するとして、その手の聴牌率を上げようと思いますか? 思いませんよねw だってどこまで手を進めても和了できないんですから。
これが1,はじめに で話した牌効率以前に大事なことです。そもそも上がれない手に牌効率なんて使う必要はないのです。
牌効率とは攻めの技術、知識です。ほとんど上がれないのに聴牌率を高めたらどうなると思いますか?
想像してみてください。
聴牌してる状態でリーチが来ました。そして危険牌をツモってしまいました。さぁどうしますか? というとき、聴牌してるから押す選択をするときありませんか?
聴牌してなければオリを選択できるけど、聴牌してるなら押した方が得みたいな思考になるときありませんか?
それが間違っているとは言いません。むしろ、正しいことのほうが多いでしょう。間違っている可能性があるとしたら、聴牌に向かってしまったことです。
上の配牌で牌効率通り打ってたら、運よく聴牌が取れました。ただ危険牌を切らないといけません。安牌はないです。なら押した方がマシ! えいっ! ロン!
よくありますよね?
私はこの放銃を仕方ないとは思いません。なぜなら、この配牌ですよw 私からしたら、素直に上がりに向かう方がどうかしてます。
牌効率で打てば、聴牌率を上げることはできます。聴牌率が上がれば、上がれる確率も少なからず上がるでしょう。
では牌効率で打って、もう一つ上がるものは何かわかりますか? 上の話で想像がつきますかね?
そうです。放銃率です。気づきにくいですけど、言われてみたら当然ですよね? 聴牌率が上がるということは勝負する回数が増えるということ。和了率も上がるけど、放銃率も上がります。
まとめると、牌効率のメリットは和了率が上がる。デメリットは放銃率が上がるになります。
そして、上の配牌で牌効率で打ってしまう人はメリットよりもデメリットの方が高くなります。
なぜかわかりませんか? では質問です。
ここに5%で1万円が当たるくじと80%で1万円当たるくじがあります。あなたはどちらを買いますか?
当然80%で当たる方を買いますよね?
今の質問を麻雀に置き換えるとこうなります。
実際の麻雀では選ぶことはできません。
何が言いたいかというと、牌効率で和了率を上げるのには限度があるということ。
牌効率通りに打って和了率80%になる手もあれば、5%にしかならない手もあるってことです。
5%の配牌をもらってしまった時点で上がれる可能性はほとんどないんです。
ここまで話したうえで聞きます。上の配牌を牌効率通りに打って、和了率をどれくらい上げることができると思いますか? 私的には5%もない感覚ですw
まとめるとこんな感じになります。
ここまで話せば、牌効率というのは上がれそうな手をより確実に上がるための考え方であり、上がれなさそうな手を上がれるようにする考え方ではないことをわかっていただけると思います。
であれば、上がれないと思う手で牌効率で打つ必要はありません。上がれない手で牌効率で放銃してしまったら、それはミスとしか言えません。
「牌効率通り打ってたから仕方ない」と思ったら、その手を本当に牌効率で打つべきだったか考えてみましょう!
逆に、上がれると思う手なら存分に牌効率を使ってしまいましょう。それで放銃しても、だいたいの場合は仕方ないです! ツモらせない山が悪いんですw
4,段位戦における牌効率
さて、3までで私がお伝えしたいことは伝えたのですが、最後に段位戦で牌効率は使えるのかという話をしておきます。
結論から言うと、使えます。
でも、頻度はそんなに多くないかもしれません。なぜなら、段位戦はラス回避をするゲーム。つまり、誰か一人を蹴落とすゲームです。自分の手がいいからってだけでリーチする場面はそう多くありません。(あくまでリーチ率14%の私の自論です)
トップを取るためには勝負してリスクを犯す必要がありますが、ラスを回避するのに必要なのはいかにリスクを回避するかです。
相手との点数状況や放銃したらラス落ちする可能性があるのかなど考えることはたくさんあります。ラス落ちするリスクがないなら、迷いなく牌効率を使うことができますが、頻繁に使うことはおすすめしません。
あなたの和了率はどれくらいですか? 私は22%ちょっとです。1半荘1,2回上がれるかです。オリることのほうが多いゲームなんです。攻めるときはそれを十分考慮したうえで攻めましょう。攻めるときは攻め。守るときは守る。自分にとってちょうどいいバランスを見つけていきましょう。
これは経験することでしか身につかないことだと思います。
打ち続けて自分の中のバランスを見つけてください!
今回のまとめ
1,牌効率とは『聴牌率を高める攻めの技術、知識』である
2,上がれそうにない手で牌効率を使う必要はない。むしろ、放銃率を上げてしまう
3,牌効率は上がれなさそうな手を上がれるようにする魔法ではない
4,段位戦では状況をよく見て、使いどころを見極めよう
はい! 最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!
今回は牌効率ということで、みんながこだわりがちな内容をテーマにしてみました!
牌効率に否定的な人ってあまりいないと思うので、そういう考え方もあるなぁと思っていただければ書いた甲斐があったかなと思いますw
また、こんなことについて書いてほしい等ありましたら、コメントしていただければ、書こうと思いますので、気軽にコメントしてください!
それでは、段位戦打ってきますww