「降段なんてもう嫌だ!」下振れ引いても死ぬ気で降段は阻止する麻雀ブログ

しーや流麻雀講座#1 段位戦で勝ち続けるために配牌見たらまずやること

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こんにちは。はじめましての方ははじめまして!

麻雀Vtuberの五城しーやです😊

初投稿でいきなり麻雀講座ってどうなんだろう?ってパソコン立ち上げてから思いました。まぁ思っただけですが…ww

今回から、ネット麻雀でなかなか段位が上がらない。すぐ降段してしまう。という方向けに、段位戦で勝ち続けるために私の考えていることを文章で伝えていきたいと思います。

 

さて、みなさん! 質問です(突然)

麻雀打ってて、安牌に困って放銃してしまうことありませんか?

 

少なくとも私はあります。

…………………。

 

「いや、あんのかよ!」って思いました?ww

私もなくしたいんですけどねw これがなかなか難しい(-_-;)

 

重要なのはそこではなく、安牌に困ってしたその放銃をどう思うかです。

「仕方ない」って思いますか? 本当ですか? では、なんで仕方ないんですか?

どこまで考えて仕方ないと判断したんですか? 

教えてください! 私気になります!

 

と、ウザい質問攻めをしてしまいましたが、そろそろ嫌われるので止めますw

今回の記事では、この仕方ないを仕方ないで終わらせない考え方を伝えていきたいと思います。

 

今回のテーマ『配牌を逆算して考える

目次
  1. 配牌を見て、上がれそうか上がれなさそうかを正しく判断する
  2. 未来がある程度想像できるなら、そうなった時に対応できるように打牌する
  3. 7~9巡目から逆算して考える

逆算して考えるというと難しく聞こえますが、やることは皆さんが自然と毎回やる配牌の感想、評価をもっと深く考えるだけです。

せっかくなのでイメージしながら進めていきましょう。

東1局ゲームが始まりました! あなたの配牌はこちらです!

 

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さぁ感想を頭に思い浮かべてください。

思い浮かべましたか?

それではせーの!

「どうやって上がるのこれ! 道があるなら示せやコラァ!!」

とまぁ、私はだいぶオブラートに包みましたが(?)ボロクソに言っていい配牌でしょう。目の前のこれは麻雀牌ではなくただのゴミですw(あ、本音が…)

人それぞれ言葉に違いはあれど、これを「よし!上がれる!」って思う方はさすがにいないですよね?

 

ここが1つ目の関門です!

配牌を見て、上がれそうか上がれなさそうかを正しく判断する

上の配牌を見て、罵詈雑言を吐いた人は第1関門突破です👏 (罵詈雑言吐かなくても、上がれないだろうなぁと思った方は問題ないですww)

 

ではもっと深く考えていきましょう。

この手、最速で何巡で聴牌できそうですか?

って言われるとちょっと難しいですね…。私もわからん💦

では、先制リーチできそうですか? これなら簡単ですね!

できなさそうですよね…。残念なことに。速度は重要な要素なので、上がれないと思った方は先制リーチもきついと思うはずです。

 

ここからは想像力を働かせましょう。

先制取れなさそうなこの手、7巡目でやっぱり他家(子)からリーチが来ました。

押しますか?オリますか? その時の手によりますか? その時の手によりますよね?

じゃあ、押せる手になるように打つしかないよね。どんな手なら押しますか? 

 

ここで2つ目の関門です!

未来がある程度想像できるなら、そうなった時に対応できるように打牌する

少し大げさですかねw 雑なたとえ話を置いておきましょう。

「あなたは今日交通事故で死にました」

でも、この事実をあなたが昨日の時点で知っていたら?

本当に死ぬ未来になってますか? 死んだとしても、最初とは違う死に方になりそうですよね?

 

これを今の状況に当てはめてみましょう。

未来が想像できていない場合、

「あなたはこの局、先制聴牌目指してまっすぐ打牌しました」

「他家からリーチが来ました」

「安牌がありません」

「放銃しました」

になります。

 

でも、みなさんは配牌もらった時に先制取れなさそうなことは予知できてますよね。

なので、みなさんの場合はこうなるはずです。

「配牌で先制聴牌できなさそうです」

「自分の手はどうせ遅いので、他家の現物を持ちながら打牌しました」

「他家からリーチが来ました」

「安牌があるので安心してオリました」

もちろん、長引いて安牌なくなって放銃するパターンもあります。悲しいことに😢

ただ、放銃率は未来が想像できてないより格段に下がりそうですよね。

 

上のパターンは放銃回避だけ見たパターンです。言ってしまえば、ほぼ配牌オリ状態。

でも、半荘打って配牌オリってそう何度もしないですよね?

ここで話を戻しましょう。もう一度この配牌を貼っておきます。

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上の配牌で先制できず、7巡目で他家がリーチしてきました。

でも、このリーチが来ることは1巡目から想定してます。予定通りです。

つまり、この手を上がるにはリーチをかいくぐらないといけないわけです。

ではリーチのみの手で追っかけリーチしますか? しにくいですよね?

では満貫の手ならどうですか? 上がりたくなるし、追っかけリーチしてもよさそうですよね? 

ではこの手を満貫にするにはどうしましょう。

ものすごーく遠くの地平線の彼方に一通や三色が見えます。今回は表示していませんが、赤ドラやドラがきてもいいですね。

つまり三色のために必要な9sや一通作れそうなピンズは打牌するべきではないですよね。赤ドラ有なら5mも切りたくないですね。

なのでここから打つとしたら、2mか西になりそうですが、みなさん忘れてないですよね? この手は上がれなさそうなんです…。2mと西、後の安全度はどちらが高いでしょうか? 西ですよね? なので、私の第1打は2mになります。

 

ここまで聞いて、「いやいや! これ三色とか一通になるの?」って思った方! 正解です✨

こんなのはあくまで「こうなったらいいなぁ」っていう希望であって、めったにこの手が三色や一通になることはありません。

試しにこの方針で進めて、4巡目5巡目あたりでやっぱり無理だなってオリることがほとんどです…。

なので、こういう手は狙うのではなく、そうなったら勝負してあげなくもないよ!という受動的な姿勢でいましょう。

ここまでのおさらい
  • 配牌が悪すぎたら、先制リーチできないことを想定する
  • 先制取られることが分かっているなら、そこから逆算して自分が放銃しないように打牌する

こんな感じでしょうか。

 

それでは最後の関門です!

7~9巡目から逆算して考える

なにその意味不明な基準って思いました?ww でも、これが一番大事です。

先制取られることはわかっても、いつ先制取られるかはわかりません。

今回は7巡目にリーチが来るという設定でしたが、実際の対局でそこまではわかりませんよね?

一番最初に戻りますが、みなさんはあのゴミのような配牌を見て、上がれなさそうと思ったはずです。なぜですか?

一局はだいたい17回くらいツモがありますが、17回ツモっても、聴牌が取れなさそうだからですか?

でも、17回もツモる時ってだいたい流局するときですよね。そんなに流局しますか?

しないですよね。 だいたい自分が上がるか、他家が上がるかで1局を終わるはずです。今回の場合は自分は上がれないとみるので、誰かが上がって終わるパターンがほとんどです。

これは知識の話になりますが、平均和了巡目ってみんなだいたい10~12巡目になります。平均聴牌巡目は7~9巡目です。ピンときませんか?

視覚的に捉えると赤枠のあたりです。

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リーチが来たら、みなさんまっすぐ打てなくなりますよね? だからこそ先制取りたいと思うはずです。

つまり、「この配牌あがれそうですか?」は「この配牌7~9巡目で聴牌取れそうですか?」という質問とほぼ同義になります。

当然平均なので、この巡目で誰かが必ず聴牌してるとは限りません。ただ指標にするにはちょうどいいですよね。

なので、配牌時に7~9巡目で自分の手がどうなってるか考えることは非常に大事なことなのです。

そして、これは配牌の時に限った話ではありません。

 

例えば、8巡目でリャンシャンテンの手。

今の話を聞くと、だいぶ遅めの手に思えますよね。

打点があれば、先制できなくても価値があるので、勝負もあると思います。

でも、打点がなければ、だいたい先制されてオリることになってしまいそうです。なら、もうオリてしまってもよくないですか? だって、リーチされるまでオリちゃダメなんてルールないんですから。え、ないですよね? それともリスクを負ってその安い手にこだわりますか?

これは人それぞれ、状況によって異なるので必ずオリろってわけではありません。ただ、選択肢には入れておいて損はないと思います。

それでは、今回はこの辺でまとめさせていただきます。

今回のまとめ
  1. 配牌を見て、上がれそうか上がれなさそうかを正しく判断する
  2. 未来がある程度想像できるなら、そうなった時に対応できるように打牌する
  3. 7~9巡目から逆算して考える
  4. 1~3は配牌時以外にも言える

 

はい!みなさん最後まで読んでいただきありがとうございます!

初投稿ということで、読みにくい点もあったかもしれません。そこはおいおいということで許してください💦

こんな偉そうな感じで書いてますが、私もつい感情的になってわかっていたことができなくなる時があります。

私自身もまだ発展途上なので、一緒に頑張っていきましょう!

 

ちなみに、今回はわかりやすいように悪い配牌でやりましたが、もっと難しいパターンはたくさんあります。打点はあるけど、遅い手などなど。

でも、基本的な考え方は今回伝えたものになりますので、試行錯誤してみてください。それが私とも違うあなただけの個性になるはずです。

 

それでは最後に質問です。

今回の講座を読んでなお、あなたのその放銃は本当に仕方ないですか?

放銃回避への道は配牌もらった段階で始まっています。

その配牌、一生懸命上がりにいく手ですか? 急いで牌譜を見直してみましょう!!